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シュタイフ社は、1880年創業のドイツの人形メーカーです。
WDWコンベンション外でも、ディズニーキャラクターをモチーフにしたドールを製造しています。
シュタイフ社の製品にはタグがボタンで留められていて、これが正規品の証であり、そのタグにある情報から
コレクターの間では高値で取引されるものがあります。
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ミニーマウス ウイズ ハー ディズニーベア
2007年度のWDWコンベンションにシュタイフが出品する作品がこのミニーマウスとテディベアです。
ミニーが抱いているのはダッフィー!、のようですが、ピンク色です。
ミッキーがダッフィーを大切にしているように、ミニーにも大切なテディベアがあるというわけでしょうか。
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前の回に出品された作品です。こまめにチェックすると時々いきなり再入荷していることがあります。
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ここからはWDWコンベンションの作品ではありませんが、シュタイフとディズニーのコラボレーション作品です。
国内で開催されたディズニーコンベンションの作品もありますよ!
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メリーソート社は、イギリスの代表的なソフトトイのメーカーで1919年に作られた小さな紡績工場が始まりです。
メリーソート社のテディベアはチーキーと呼ばれ、大きな耳といたずらっ子のような口元が特徴です。
チーキーの名前の由来は、エリザベス女王がこのテディベアをご覧になり、「生意気そう(cheeky)な顔をしてるわね。」と
おっしゃったことからその名前がつけられたのだそうです。
メリーソート社のテディベアはこのチーキーと、モヒカンがくしゅくしゅのパンキンヘッド(パンプキンヘッドではありません;)
が非常に有名です。
そしてこのチーキーやパンキンが、ディズニーキャラクターの着ぐるみを着たりするのが、メリーソートでは非常に多いパターンです。
メリーソートの製品はどれも製造数が非常に少なく、多くても数百体です。
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チーキー・ダッフィー
着ぐるみが多いメリーソートの中で、2007年度のチーキーはなんと!チーキーそのものがダッフィーになってしまいました!
このベアはおそらく非常に人気が高く、きっとすぐになくなってしまうでしょう。
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前の回に出品された作品です。ミニーの前の年には同じような着ぐるみミッキーが発表されたのですがこれも
すごい人気で、今はさすがにもう販売されていないようです。
ちなみにミニーの次の年にいきなりなぜかティガーが発表されていますが、アメリカ人にはティガーが大人気だからなのだそうです。
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ここからは、国内で開催されているコンベンションで発表された製品を中心にご紹介します。
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ハーマン社はシュタイフ社と並ぶドイツの2大メーカーと呼ばれる老舗です。
ハーマン社には赤いタグの「ゲブリューダー・ハーマン社(通称赤ハーマン)、緑のタグの「ハーマン・シュピールバーレン社(通称緑ハーマン)」が
あります。
ハーマンからはプーさんがけっこうたくさん出ていますよ。
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ディズニーコンベンション2007限定Winnie the Hiking Pooh Bear
昨年に引き続き今年もハーマンからはプーさんが出ました。
今年のプーさんは、ハイキングにおでかけです。
リュックを背負い、杖を持って準備は万端です。
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以前のWDWコンベンションの作品です。
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R.ジョン・ライト(R.John Wright)はアメリカのドールアーティストで、これまでに
たくさんの権威ある賞を受賞してきた人です。
現在はスタジオをもっていますが、作品の1つ1つが本当に細かく丁寧で、 中途半端なできばえでは
リリースしないという徹底ぶりです。
今にも動き出しそうな生き生きしたキャラクターたちはたくさんの人を魅了し続けています。
2007年のWDWコンベンション出品作品はどうやらティンカー・ベルのようです。
実はまだ完成画像がありません・・・(汗)。
妥協を許さないR.ジョン・ライトだからか、いつも全貌が明らかとなるのは開催ぎりぎりなのです。
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これまでのWDWコンベンション作品や、その他の作品をご紹介します。
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上でご紹介した以外のWDWコンベンション作品を集めてみました。
プレシャス・モーメンツなど、お手ごろ価格なものもありますよ。
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この特集でテディベアメーカー製品に興味を持たれた方に・・・
テディベアの基本:
・タグ
製品にはどこかにタグ(小さい布)がついています。タグには、どこのメーカーのものなのか、
全体の製造数のうち何番目に製造されたものなのか等の情報がつめこまれています。
このタグを切り取ってしまうと、その製品の価値は下がります。
・箱
製品によって外箱があるものとないものがあります。
外箱があるものは、その箱を処分してしまうと製品の価値は下がります。
*タグと箱は、将来自分がコレクターと取引をするかもしれないと思えば保存しておいた方がよいものです。
「誰が売るもんかっ!」という場合で、邪魔だからいらないと思えば処分してしまってもかまいません。
・お顔選び
テディベアを取り扱っているネットショップを覗くと「お顔選び」という言葉が出てきます。
テディベア製品は基本的に1体1体が職人による手作りのため、全く同じ顔の製品というものが存在しないため、
複数体入荷された製品は自分の好みの顔をした製品を選択することができるのです。
これを「お顔選び」といいます。
もちろん1体しか入荷されなかった場合は選べませんし、お店によっては実施していないところもありますので
どんな顔をした製品なのか気になる場合はショップに問い合わせた方がよいでしょう。
・マッチドナンバー
マッチドナンバーというのは、製造番号が同じということです。
異なるサイズで同じだったり、ペアもので同じだったりとさまざまなパターンがありますが、製造数自体が異なる場合は
必然的に製造番号が同じものをそろえるのは困難になりますので、その分希少価値が生まれ価格が高騰します。
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